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リーダーシップ力①

リーダーシップと聞くと、みなさんはどんなイメージをもたれますか。

その昔は、躯体を震わせ大きな声でみんなを引っ張っていくイメージがありました。部下たちに同じ方向を向かせるには、力ずくで教え込み、気合でやり抜く力を持つように。などと、過去の話ですね。
しかし、従業員さんの人数が限られている企業では、そういう人がいないこともあります。となると、誰がリーダーになるのか。多くは、成績もよく、勤務年数が長く、会社の中のこともある程度わかる人をリーダーにするケースがあります。果たしてそういう素質の人がリーダーに適しているかというとそうでもないことがあります。「名選手名監督に非ず」という言葉にもあるように、生まれ持った本能や能力で勝負できる人は限られています。となると、その人の頭の中や体の中にある暗黙地をどのように伝えるのかが勝負の分かれ目となることもあるでしょう。人数の少ないうちはなんとかやり過ごすことができても、これが大きな組織となってくると事は違います。

また、リーダーは双方向に通じていないといけません。いわゆる部下も上司を評価する時代でもありますので、あまりにもひどいケースではリーダー失格となってしまいます。
毎年のプロ野球でも、新監督が誕生します。それぞれスタープレイヤーだった人もいれば、話題性の多かった人もいます。その人たちがどんなリーダーシップを発揮してペナントレースを乗り切るのか、試合結果だけでなく、そんな視点でも観てみたいと思っています。