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リーダーシップ力②

リーダーといっても、自分自身の仕事を抱えながらの方も多いはずです。しかし、リーダーとなると自分の業績も大切ですが、組織としての業績も当然求められます。そうなると、いかに部下に対して仕事を任せられるかがポイントとなってきます。

いざ任せるとなったとしても、自分の仕事の一部分を切り離して、業務を割り振っているという方、多くないでしょうか。部下に仕事を任せられないタイプとしては、自分でやったほうが能力もあるから早くできると思っている、部下を信用していないなどがあげられます。思い切って責任ごと任せてしまわないと部下の育成にもなりませんし、組織のレベルアップも期待できません。部下も、単なる割り振られた業務を任されているだけではモチベーションもあがりませんし、成長もないでしょう。実際に任せてみると、自分たちでよく考えるようになり、リーダー自身の業務量も軽減され、精神的にもいい効用が出てきます。

では、一旦任せたものの、部下が失敗をしてしまったときの対応はどうでしょうか。お母さんが子どもを叱るときに、どうしてそんなことしたの!という場面は多いと思います。それを、いい大人に言ったとしてもうまく伝わるでしょうか。どうしてミスをしてしまったのかではなく、やってしまったことに対して、今後はどのようにしてミスを起こさないようにするかという言い方が必要だといえます。それを寛容できる大きな気持ちも必要ということですが、それをうまく行うことで信頼関係は築いていくと思われますが、いかがでしょう。